色々なお酒の通販の思い出

私は若い頃から、お酒に強い体質ではありませんでした。
日本酒なら1合程度、ビールなら350ml缶1本程度で酔ってしまい眠くなるのです。
一般に付き合い酒の席では、お酒に強い方が男らしいとされる傾向にあります。
したがって、私のお酒の弱さは女性ならともかく、男性としては少々気恥ずかしさを感じる事もある程です。
そこで近年は、付き合い酒の席では下戸で通す事にしました。
最初から飲めない事にしておけば、すぐに酔ってしまう醜態もさらす必要がないからです。

こんな体質の私ですが、実はお酒の味に関しては大好きな事は家庭内だけの秘密です。
晩年、腎臓を患って透析を行っていた父が「腎臓を患うと思う様に飲む事ができなくなるから、本当に美味しいお茶やお酒を少量飲むんだ」と、良く言っていました。
透析を行う患者は1日の水分摂取量が定められている為、喉が渇いたからと言って好き放題に飲む事ができないのです。
この為我が家には、晩年の父が買い集めた古酒(古い泡盛)や高価なお茶や漢方薬、焼酎、ブランデーなどが今も残っています。
さすがにお茶の葉などは父が生きている当時に飲んでしましましたが、保存が利く古酒の類いなどはほとんど減っていません。
私のお酒の飲み方は父譲りです。
古酒や焼酎、ブランデーなどの強いお酒は、水で薄めたりせずそのまま喉に放りこみます。
酒に弱い事になっている私がこの様なお酒の飲み方をしていると知人に知られると、きっと目を丸くして驚かれると思います。
ただし分量はきっちりと、おちょこ1杯か2杯まで。
それ以上飲むと、倒れてしまうからです。

父が生きている当時は、まだインターネットも普及していませんでした。
美味しいお酒を購入する為には、電話連絡をして問い合わせたり、会社出張などを行って地酒との巡り合わせを期待するしか無かったのです。
ところが近年は便利なものです。
書籍などで気になるお酒に巡り会うと、名前を記憶しておいて検索エンジンで検索するだけです。
あとは選り取りみどりで通販ができるのですから、便利になったものです。
一般にお酒の通販価格は、店売り価格よりも安価な事が多い様です。
これは店舗や人件費の維持に必要な固定費が不要な事が、理由とされています。
もちろんお酒の価格は安い方がありがたいのですが、個人的にはお酒の品質にもこだわりたいところです。
この様な面でも近年ではクール便などを採用してくれ、お酒の品質にこだわる通販も見かける様になってきました。
父が生きている時代にネットがあったらなと、しみじみと思いながら杯を傾ける昨今です。

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